ルドウィジアsp“スーパーレッド”について

 




最近見かける機会が増えてきた改良品種。
ルドウィジアsp“スーパーレッド”を育ててみた感想とかです。









普通のルドウィジア（レペンスなど）より一回り小さいものの
育てやすく強靭で、しかも非常に赤が濃く出る、と
人気が出そうな要素を兼ね備えている。
水槽に植えれば、否応無しに目を引く存在です。

一般的に赤系水草の「赤」は
「赤」と言っても実際に水槽で育ててみると、赤黒かったり茶色っぽかったりするものが多いのですが
本種のそれは明らかに「赤い」です。ちょっと水草とは思えない異質な色です。

しかもその赤が環境によって色褪せるということが非常に少ないのが大きな特徴です。

もし赤色が抜けても、肥料を入れるなり、光が当たるようにしてやれば
すぐに元の赤色を取り戻します。


この個性の強さは一般的な水草レイアウトには使いづらいかもしれませんが。
赤系水草をまとめた一角に植えてやると、乱雑な印象になりがちなスペースに、
「赤色」という統一感をもたらす不思議な効果もあり。
本格的な水草レイアウトには向かないかもしれませんが、一本でも非常に見栄えがするので
これからはショップでの定番種になっていくのではないでしょうか。


個人的には見かけたら「買い」の水草だと思います。
こんなに赤い植物が水槽でグングン育つ、というのは見ていて不思議な気分です。

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