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アクア用品を使ってみた感想とか。
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水草用液肥の自作レシピはネットにもわりとありますが
窒素分が入った液肥はあまり無いようなので
上げておきます。




水草用自作液肥のレシピ(窒素入り)
 
苦土石灰1g
卵殻粉末1g
硫酸カリ4g
尿素4g
硫安4g
クエン酸7g
微量要素8 微量
 
以上を250mlの水に溶かして
一晩置いてから濾過して用います。

使用量は60cm水槽で2~3滴/日です。




わりと薄めの配合なので
有茎草が密生している水槽の場合、もう少し増やしてもいいかもしれません。



材料についてですが
まず苦土石灰と卵殻粉末を使います。

この液肥は「カルシウム」分を重視して
苦土石灰と卵殻をクエン酸で溶かす、という形で使っています。


一般的には水草水槽からは排除されがちな栄養素ですが
植物にとってはそこそこ必要な中量要素ですので、完全に排除してしまうと問題が起こります。


特に私の水槽は、継ぎ足しはあるものの13年物のソイル(2020年現在)を使っているので
あらゆる栄養素を補給してやらないと何も育たない、という非常に特殊な環境になっており
カルシウムやマグネシウムの添加は必須なのです。


そこでクエン酸を使ってカル・マグをキレート化して
水草が草体からも吸収しやすい形にして添加しています。



硫酸カリは硫黄分も補給するために。
あと
アルカリ性の炭酸カリでは、クエン酸を中和してしまうので

硫酸カリの方を選択しました。





窒素源は尿素・硫安を併用しています。
アンモニア態チッソと硝酸態チッソを併用した方が効きが良いらしいので
二種類使ってみました。





微量要素8は完全におまじないです。



ちなみにこの微量要素8、単体で入れ過ぎると
ラムズホーンがだんだん減って行って死滅します。
エビも繁殖行動が鈍ってだんだん減っていくような感じです。



何か貝類には致命的な成分が含まれているのかもしれませんね。
手を出す方はお気を付けください。









この液肥、作って試してみた方は
コメント欄より使用感をお教え頂けたら幸いです。



あと素人が適当にまぜまぜして作ってるので
「〇〇と□□を混ぜたら効果ねーぞ」等もあったらご教示ください。




今回、記事中に画像が無くて寂しかったので
昔、エーハイムから貰ったワインを自慢しておきます。

ナチュラルフローパイプのレビューを書いて送ったら
エーハイムのHPに載せたいとの事で、現金〇万円とこれを貰いました。

当時は「ずいぶん気前のいい会社だなあ」と思ったものですが、
その後あんなことになってしまって、どうやらただの放漫経営だったようです……。

それはそうとこのボトル、エーハイム製品が立体的に彫刻されてるんですよ。
かっこいいですね。




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