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アクア用品を使ってみた感想とか。
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今回の記事は2013年に書いた文章に、3年分の仕様感を加味して手直ししたものです。
ただもしかしたら現行品は少し仕様が変わっているかもしれません。


製品発表時から気になっていたので
エーハイムの試供品抽選に応募したところ当選してしまい
なんとタダで貰ってしまいました。





今まで外部式フィルター用のこういった出水パイプ製は
ADAのガラス製パイプのシリーズか、
GEXの外部式フィルターの付属品くらいしかなかったので
このナチュラルフローパイプ(名前が長い)のような選択肢が増えるのは嬉しい限りです。




さて届いてまず思ったことですが、デカい。
かなりのインパクトです。

出水部がADAの60cm水槽用リリィパイプより一回りか二回りくらい大きいように見えます。
60水槽用には不相応だったかと少し動揺しつつも
いろいろイジリ回してみました。


この製品の大きな特徴として、二つのパーツをジョイントで接続することで、
出水口がかなりフレキシブルに動かせるという点があります。
可動範囲は思っていたよりもかなり広いので、環境に合わせて多様な使用方法が取れそうです。

ジョイント部分は、ハメ込むと多少キツめで、向きの変更には両手を使う必要があり。
多少手が触れたくらいでは向きは変わりません。
本体の肉厚も充分にあり、多少乱暴に扱ったり落としたりしても大丈夫そうですね。


ジョイントは12/16と16/22の二つがついているので、たいていのフィルターに接続可能です。
ジョイント部分には十字型の散水構造がついており、接続部分の強度保持と水流の軽減に役立っているように見えます。

 


いびつな五角形をした出水口。
使って分かりましたが
これ上部からエアが抜けていきやすい構造なんですね。

 


パッケージイラストではセット例として、エーハイム オーバーフローパイプに接続していますが、
エーハイムのオーバーフローパイプは枠つき水槽にも設置できるように
カーブの径が大きく、さらに横向きのパイプ部分がシャワーパイプに接続出来るよう長めに作られているため
ナチュラルフローパイプを接続すると、全体がかなり前に飛び出してしまいます。

60cm水槽の前面に設置すると、水槽の1/4を占めるほど飛び出してしまう。90cm以上の水槽なら圧迫感はないかもしれません。

60cm以下の水槽でオーバーフローパイプを使用して取り付ける場合、
設置する位置は後ろ側に限定されるでしょう。


対策として給水パイプを適当な長さにカットして、
本製品を取り付ければかなりコンパクトになります。



オーバーフローパイプを買うより、
給水パイプを買った方が見た目は良いです。

ただしパイプの出水口が下向きになるため、水を巻き込む効果(=油膜を軽減する効果)は弱くなるものと思われます。

 

吸水パイプを使用した場合には、
利点の一つである出水口のフレキシブルさは犠牲になってしまい

出水口を左右に振れるのみになってしまいます。
あと水位が下がった際に、
すぐゴボゴボ音がするようになるのはちょっと耳につきますね。

でも今はこちらの方式で使用しています。
コンパクトにまとまりますしね・・・。

他にもテトラのP-1フィルターのL字パーツを流用して
折衷方式で仕用しても面白いかな~と思いました。

 

どうも本体の設計は良いけれど、
接続するためのパイプは

これがベスト!と言えるものが無いような印象です。
工夫のし甲斐があるとも言えますが・・・。

 

ただ水流を弱める効果はかなりのもので、
ベアタンクでもベタが問題なく飼えそうなくらい弱まります。

強い水流を嫌う魚種には非常に良いでしょう。

本品のような、周囲の水を巻き込むことで
水流を弱める方式の出水パイプには、

水を巻き込むことで水面に緩やかな流れを作って油膜を軽減する効果もあるので。
油膜解消のために導入するのもアリでしょう。


意外に思ったのが、ノーマルの使用法だと
水位を下げてもリリィパイプのように空気を巻き込まず

ゴボゴボという水音がほとんどしないという点。

リリィタイプのものですと、
出水口を半分ほど水面に露出させた際に、
空気が巻き込まれ水音がするんですね。

これ自体はエアを巻き込む効果があって、悪くはないのですが、
音をさせたくない場合、こまめな足し水が必要になってしまい、

管理をさぼり気味にしたいアクアリストにとっては、意外とめんどくさいんですね。

その点、ナチュラルフローパイプの、
ほっといて水位が下がってもほぼ無音、
というのは地味な点だが長所でしょう。

 

あと水流を弱める効果は非常に高いので、
水が淀まないよう吸水側の配置にも気を配りたいです。
できれば対角線上に配置するとか・・・。
淀みができると藍藻が出やすいですし。

まあ色々ケチをつけたりしましたが、
この種の出水パイプとしてはもっとも機能的に出来ている商品だと思います。
ただ見た目だけはもう少し小さくして欲しい・・・。

 

概して水流を弱める必要のある水槽は、フィルターの流量が過大になりがちな小型水槽が多いので
水流を弱めるための器具も出来るだけ圧迫感のないサイズが望ましいなぁ・・・なんて。

 

ちなみに試供品を貰う条件として、
「エーハイムにレビューを書いて送る」、というのがあったのですが
↑のようなレビューをしこしこ書いて送ったところ・・・


なんとエーハイムのオリジナルワインが貰えました!( ^ω^ )ヤッター


噂にのみ聞いていたあのエーハイムワイン・・・
どうやらラベルにはその年の新製品が描かれることになっているらしいですね。
今年(2014ver)は水槽用油膜取りとして発売した
「スキマー350」です!

しかもよく見るとシールではなく、
瓶をサンドブラスト処理して立体的に彫り込んで作ってるんですよ。

うーんワインの瓶ごときに、ここまで芸の細かい処理をするとは・・・・・・。



今となっては
ありし日のエーハイムジャパンを偲ぶ
貴重な品になってしまいました。

 

 

 


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