GEX ハイドロフィルター６００

３か月ほど前に水草ストック水槽を立ち上げました。
その際に使用したのがこのフィルターです。





















なんでも流体力学を応用して、淀みのない濾過を実現するとか・・・

 

組立時サイズ　幅５４５×奥行き２３０×１５（高さ（ｍｍ）（底面部）
ユニットサイズ　２００×２３０×１５ｍｍ（吐出部）　１４０×２３０×１５ｍｍ（中間部）
吐出口　高さ約２７０～３００ｍｍ
(以上、アフィリエイトリンク先からの転載)



今回は
このフィルターと水中ポンプを組み合わせて、以前からやってみたかった底面吹き上げ式にしてセットする事にしました。


ただ、パイプがかなり太いので、そのままでは接続できません。






























カッターとの比較で太さがお分かりいただけるでしょうか？


パイプの内外径（ｍｍ）

元パイプ   ２６/２９
中間パイプ　２３/２５
黒キャップ　２５/３０
吐出口　２５/２８





























パイプの根元は底面プレートとしっかり固定される構造になっています。パイプを本体にカチッと差し込みさらに裏側から
左のパーツをはめ込んで固定するので
セットしてからパイプが抜けてしまうという事はないでしょう。
こういう配慮は、地味に嬉しいです。



























底面プレートの差し込み口。しっかりパイプをホールドしてくれます。







底面吹き上げ用に使用するポンプは、生体も少なめなので
流量にはこだわらず、安さで選びました。

水作の上部式フィルター　「エイトブリッジＳ」の交換用ポンプです。
某通販サイトで１５００円くらいでした。
流量は４．８Ｌ/分です。



























各部サイズ(mm)

吸水口　１８/２１
吐出口　 １２/１６
吐出部の根元　２０



排水口は防震のためゴム素材でできているので
多少の制音効果も期待できます。


























ハイドロフィルターと接続するには、市販のホースを使いました。

19/25mmと15/19mm　２種類のホースを使っています。
（根元のパイプの内径は２６ミリのはずですが、２５ミリでピッタリです。）


吸水口にはホンマ産業のストレーナーをつけて物理濾過を行います。




























セットして３か月程たった現在のストック水槽の様子

水槽 　６０規格水槽
底床　大磯（酸処理済み）１４キロ
照明　２０Ｗ×２　８時間/日
生体　エンペラーテトラ♀×３
　　　　オトシンクルス・ネグロ×２
　　　　ミナミヌマエビ
　　　　レッドラムズホーン


金魚鉢で白化して死にかけていたサジタリア２株が
水槽を埋めつくさんばかりに繁茂しています。
他の水草も非常に好調で、コケも全く出ない
手間のかからない水槽になりました。

液肥の効きも非常に早く、添加した翌日には変化が見て取れます。
水草ストック水槽としては文句のつけようがありません。


しかし、それがこのフィルターの性能によるものなのかどうかは
よく判りません。
形状はいかにも水がよどみなく流れそうな形ですが、
実際そのように流れているのかは見えないわけですから、
「ウチの水槽では調子がいい」といったことしか言えません・・・う～ん；　
生体メインで飼ってらっしゃる方なら、効果が実感できるかも知れませんね。


最後にパイプの太さについてです
エアリフトでの使用時に流量を稼ぎたいのかもしれませんが、
もう少し他の器具との接続にも便利なサイズにしてもらいたいですね。底面プレートとしっかり接続できる点は高評価なだけに、
ここだけはちょっと不親切な設計かな～？と思いました。



2010/4/08追記

水槽は一度リセットしましたが、
現在もこのフィルターは外部フィルターに連結して使い続けています。
いまは吸いこみ式ですが、長期間使っているとホースが“痩せて”くるようで
いちど連結部が外れてしまい、少し砂利が内部に落ちてしまいました。
まあ私の不注意なんですが・・・（；^ω^）

基部の立ち上げパイプにホースをいっぱいまで
深く差しこんでおけば防げるアクシデントだと思うので
これから試す方はお気を付け下さい…。

あとこの商品、メーカー廃盤になってしまったらしいですね。
結構いいフィルターだと思うんですが…
購入を検討されている方は
市場に在庫があるうちに早めに買っておいた方がよいと思います。


↓は３９～４５ｃｍ水槽用です。